vol.106
「第二十回冬季オリンピック競技トリノ大会」
  今回の冬季オリンピックは、2月10日から26日まで、イタリア北西部、トリノ市など7会場で開かれます。冬季大会史上最多の85ヶ国・2,500人の選手が参加予定で、7競技84種目があります。スピードスケート団体追い抜き、スノーボードクロスなど新たに加わった競技もあり、見所は数多くあります。

 注目したいのはやはりメダルの期待も持てる女子フィギュアースケートです。ジャンプの安藤美姫選手、優雅な滑りの荒川静香選手、表現豊かな村主章枝選手、三者三様の滑りで、世界女王のスルツカヤ選手(ロシア)やベテランのクワン選手(アメリカ)とどう戦うのかとても楽しみです。

 長野大会から着実に成績を上げているフリースタイルスキー、上村愛子選手の難易度の高い技も見逃したくない競技です。

そして、日本代表選手団主将を務めるスピードスケートの岡崎朋美選手。以前、テレビで椎間板ヘルニアの手術後の特集を見た時に、「岡崎は終わった」と言われながら「スケートがしたい」と言う強い一筋の思いで、長く辛いリハビリ期間を乗り切って、穏やかな笑顔を見せた彼女を心から応援したいと思います。

 後、氷上のF1といわれる、ボブスレー。大ヒットになった映画の「クールランニング」で取り上げられたジャマイカチーム、初参加のカルガリーでは散々な結果でしたが94年のリメハンメルでは4人乗りで14位と大健闘したので、その後がとても気になります。

 オリンピックはもちろん競技を見るのが楽しみですが、開会式も見逃せません。冬季五輪は氷と光が綾なす美しさをどんな風に演出するのかも見物です。そして、開催地の事も興味がわきます。今回のトリノ市は1861年にイタリア王国が誕生したときの最初の首都で、街並みには17世紀から伝わるバロック様式の美しい建物が並ぶそうです。20世紀に入ってからは自動車メーカー「フィアット」の本拠として発展しました。ところが近年は産業の空洞化に苦しんでいて、冬季五輪がトリノの生まれ変わるきっかけにしたいと市民の希望の大会でもあるそうです。

 元気をなくした地域がまた活気を取り戻していけばすばらしい事でしょう。オリンピックを通じて開催国や参加国の歴史や文化を知る事も楽しみの一つになりそうですね。 

          永田 眞澄

重曹ってすごいですよ!
 最近、重曹を使用して掃除することにはまっています。
重曹とは炭酸水素ナトリウムのことです。弱アルカリ性で、湖の沈殿物や地中の鉱床などに含まれています。

生活の中で役に立つ性質は四つあります。
@研磨作用・・・傷をつけずに磨くことができる。
A中和作用・・・油汚れを水でふき取ることができる。
B消臭・吸湿作用・・・悪臭を吸収し、臭いと共に湿気も取ってくれる。
C発泡・膨張作用・・・細かい泡が微細な超音波を発生させるので、汚れを浮き上がらせる。

 使っていてなにより「手荒れ」がなくなりました。このように、1つの洗剤で色々と使用出来る重曹はとっても経済的です。私の一押しは、魚焼きグリルを洗う時に重曹に水を加えて練り、ペースト状に塗り、しばらくして軽くこするととてもキレイになり臭いもしません。本当にお勧めです♪
         近藤 佐妃

チョコに気をつけて!!
もうすぐバレンタインデーです。男性はいくつ貰えそうか考えたり、女性の方は、どのように渡そうか考えてる時期ですね。しかし甘いチョコレートも食べ過ぎると鼻血が出るという大きな落とし穴が待っています!

 子供のころ、チョコレートやナッツ類を食べ過ぎて鼻血を出した経験のある人は中にはおられると思います。何故鼻血が出るかというと、脂肪分のかたまりのような食べ物なので、脂肪により血液の流れがよくなりすぎるという原因があります。

鼻の中には、たくさんの毛細血管が張り巡らされており、そこへ脂肪分を取ると血流がよくなり、血液がどっと送り込まれ、ちょっとした刺激が加わっても破れてしまい、鼻血が出ます、だから皆様バレンタインだからと言って食べ過ぎないようして下さい。まぁ貰えたらの話ですけどね・・・・・
         
            中西 雅彦  

サッカー大国滋賀!!
 昨年末、行われた全国高校サッカー選手権で見事滋賀代表の野洲高校が初優勝の快挙を成し遂げました。

僕も県予選の時に野洲高校の試合をたまたま見る機会があったのですが、やはり個人技は他のチームを圧倒しており単純に「うまいな!」と感動しました。ちなみに去年は高校生の県選抜の全国大会でも滋賀県代表は3位になっており、滋賀からプロに行く選手も増え、サッカーのレベルが確実に上がってきています。選手だけでなく指導者の方も滋賀出身の方が活躍しており、野洲高校や鹿児島実業の監督も滋賀県出身であり、今後も多くのスター選手が出てくるのではないでしょうか。昔からサッカーと言えば静岡県ですが近い将来サッカー大国滋賀の誕生も・・・・。

           今井 研一          

ウォームビズはどこへ?
 私は以前ウォームビズについて紹介しましたが、日本列島は、強い冬型の気圧配置が続き、広い範囲で大雪となり記録的な寒波到来と成りました。

「今年は暖冬」と予測されていたのが大幅修正になったのは言うまでもありません。東北から九州にかけて20地点以上で、12月の積雪記録を塗り替えたらしいですね。暴風雪の影響で、近畿地方でも大規模な停電が発生し被害が出ました。

状況的に「ウォームビズ」という言葉が影を潜めてしまったようです。厳しい寒さの中で、各地で被害が続出し、「ウォームビズ」なんて流暢なことは言っていられなくなったのでしょう。ただ、この寒波で潤う業界も必ず出てきます。例えば、ストレートなところで、暖房機器などのメーカー、コートなどの衣料品関連、携帯用暖房グッズなど。細かいところでは、実際に売れ出したというのが、無洗米。主婦の方の気持ちがわかります!

私個人的には、体が芯から温まる入浴剤かなぁ。今年の寒波でウォームビズは浸透しませんでしたが、暖房の付け過ぎに気を付けて風邪をひかないようにしてください。

           藤居 宗一郎

新しい世界
 先日、知り合いの娘さんがオペラ公演されるのを聞いてこんな機会はまず無いだろうと思い行ってみました。私の中ではオペラというものは、お金持ちの賢い人が鑑賞するものだと思っていましたから、どんなものかワクワクする反面、分かるかどうかの不安もありました。

 ミュージカルのように歌って踊って♪をイメージしていましたが、ステージはそんなに広くなくグランドピアノが一台。そして、少しだけの舞台セッティングだけで始まりました。オペラって台詞が歌になっているんですね〜!他の音は、ピアノの伴奏だけですが凄い声量で鳥肌が立つくらい、圧倒されました。 

物語はイタリアを舞台にしたお話なので、もちろんイタリア語でしたが場面ごとに区切られ日本語で展開の説明があったので、台詞を自分なりに想像して見ることができました。だから、私の頭の中では、関西弁の会話になってしまってました。想像力が広がり、とても楽しめました。
 堅苦しいイメージもほぐれ、また一つ新しい発見ができました。今度は、どんな世界を覗いてみようかな?

           森田 恵美