vol.130
それは悲劇からの始まり
  もうすぐバレンタインデーの日がやってきます。
女性は誰にあげようか?男性は本命の女性から貰えるのか?
また、今年は義理チョコいくつ貰えるのか?等思いは色々です。 
 しかし、バレンタインデーの起源は明るい話ではありません。
3世紀のローマ帝国は、後に“軍人皇帝時代”と呼ばれる、軍隊が皇帝を擁立・廃位した軍事的内乱時代でした。
皇帝クラウディウスニ世は、「兵士達に恋人ができると、愛する者を想うが故に、戦争に行きたがらなくなる」と考え、兵士の結婚を禁止する法令を出しました。
 しかし、この法令に反し愛し合う男女を密かに結婚させていたのが、当時禁教であったキリスト教の司祭バレンチノ(バレンタイン)でした。
これを知った皇帝は怒り、バレンチノを捕らえ、270年2月14日に、棍棒や石でなぐり殺しました。
その後、キリスト教はローマ帝国の国教となり、2月14日はバレンタイン司祭の死を悼む
「聖バレンタインデー」となりました。
最初は、バレンタイン司祭の殉教を讃える日でしたが、中世ヨーロッパで聖バレンタインは愛の守護神とみなされるようになり、14世紀頃からこの日に恋人たちが贈り物やカードを交換するとか、その日の最初に出会った異性を「バレンタインの男性」「バレンタインの女性」と向こう一年間呼び合うという風習などが出来てきています。そしてこれが第一次世界大戦後にアメリカで急速に恋人達の日として普及し、日本でも昭和50年代前後から「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する日」として広まりました。現在国内の調査によれば約60%の女性がこの日にチョコレート等の贈り物をしているとのことで、チョコレートの消費量もこの時期に年間のニ割程度を消費しているようです。
 つまり、バレンタインデーは、女性から男性へ一方的に告白する日でも、恋人同士だけが愛を告白する日でもなく、広く愛し合う者同士が気持ちを伝えあう日です。
 現在では、2月14日にチョコレートを送ることが気持ちを伝える手段に成っていますが、送る数が多ければもらう側は本命なのか義理なのかわからなくなってしまう時も有ります。
バレンタインデーだからといってプレゼントは、チョコレートに限りません。気持ちが伝われば、何でも良いのではないでしょうか。               
藤居 宗一郎

節分と豆まき
 節分とは「季節を分ける」ことから「節分」です。現在では立春の前日だけを指すようになりましたが、季節の始まりを示す立春、立夏、立秋、立冬の前日はいずれも節分なのです。現在のように立春の前の節分が特にありがたがられる理由ですが、旧暦の時代では「立春正月」などといい、1年の始まりを立春付近に求めたことから、その前日は年の最後の日という意味合いを持ったと考えられます。

このように年を分ける「節分」ということで他の3つの節分より重要な位置を占めたのではないでしょうか。
節分の日には、炒った豆を年神に供えたあと、その豆を「鬼は外、福は内」と唱えながら蒔きます。
このとき蒔かれた豆を自分の年の数だけあるいは、年の数プラス1コだけ拾って食べ、
一年の無病息災を願う風習があります。
 なぜ、豆を蒔くのかご存知でしょうか?穀物や、果実には「邪気を払う霊力」があると考えられており、豆を蒔くことで豆の霊力により邪気を払い、福を呼び込むと信じられていたそうです。
 では、追い払われた鬼はどこへいくのでしょう?群馬県鬼石町は「全国から閉め出された鬼を迎えてくれる町」だそうです。また、奈良県吉野、蔵王堂の節分会は「福は内、鬼も内」と唱え、全国から追い払われた鬼を救い、仏門に帰依させる行事だそうです。

 さて、今年あなたは「鬼を追う人」、それとも「追われる鬼」どちらの役割を演じるのでしょうか?

松鹿 大平


湯たんぽ
 例年のように暖冬といわれ、そのまま突き進むかと思われたのですが、
1月末からの雪と寒さには参られた方も多いと思います。
元々寒がりの僕には毎度ながらの厳しい季節です。
特に夜、ひやっとした布団に入る瞬間、つらいですね〜。
手っ取り早く暖房器具に頼ればいいのですが、ガス、電気料金の値上げや
原油高による灯油価格の高騰で睡眠中もフル稼働させていては、
とんでもない料金になりかねません。

 そこでおすすめしたいのが湯たんぽ!です。聞くところによりますと、
冬前くらいから若い人達の間で人気がじわりと広がっているそうで、
これまでの金属製の古くさいイメージが一新され、ゴム製、ぬいぐるみ型
おしゃれなカバー、電子レンジで温める物など色々なものが出ています。
 環境や健康志向の高まりの中、手軽さにおしゃれ感も加わり、そこに燃料価格の高騰が追い風となり、なじみの薄かった世代にうけているみたいです。
そんな湯たんぽの歴史は古く江戸時代にはすでに使われていました。
海外では今でも多くの家庭で愛用されています。特にヨーロッパでは、今でも多くの家庭で湯たんぽが愛好されており、クリスマスプレゼントの定番でもあります。
 自然なあたたかさで、朝まで暖かい、経済的で地球環境にもやさしい湯たんぽを是非使ってみてください。

 

 

松本 英夫


季節はずれの新入社員です!
 12月末日頃から事務員として勤めさせて頂いております。
皆様にご迷惑が掛からないよう精一杯頑張りますので、
宜しくお願いします。
 今回は私のことを少しでも知って頂く為に、
自己紹介させていただきます。
 私は夏の暑い日に生まれました。その事が意識の根底にあったのか、私は泳ぐ事が好きです。趣味の域を超えませんが、今度ダイビングの資格を取って世界のキレイな海や、湖で魚やサンゴを見て回りたいと思っています。
 しかし、自然なままの海が減ってきている今、
大好きな海が少しでもキレイに保たれるようにゴミ拾いのボランティアなどを積極的に参加していきたいと思います。 


     大村 朋子


お休みいただきます

 昨年の夏の終わりから皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、
この2月の半ばより産前産後の長期休暇を取らさせていただく事になりました。
 一時は安静が必要となり不安になりましたが、今ではお腹の中でよく動いており、時々びっくりしてしまうくらいの元気さです。春には桜の便りと一緒に良いお知らせが出来る事と思います。
男の子?女の子?は出てきてからのお楽しみにしておいて下さい。私も聞いてないんです!
 心配や励ましの言葉を皆様から頂きました事を感謝申し上げます。ありがとうございました。

森田 恵美