vol.147

 いつでも笑みを

 笑顔には、ステキな効果があるって知っていましたか?
 人は、笑顔でいるとき体の中ですごい変化が起きているそうです。中でも、自律神経の変化が特に重要視されているといいます。笑顔でいると、自律神経のひとつである副交感神経が活性化し、この神経が良くなると、脈拍や呼吸や血圧などの働きが緩やかになり心身ともにとてもリラックスした状態になります。

今は、ストレス社会で自律神経が乱れがちな人が多いので常に笑うことを心がけて自律神経のバランスを整えてみませんか。
 笑顔の効能としては、自律神経を整え免疫力や胃腸の働き、さらに血糖値までも良くなるそうです。病気の患者さんにお笑い番組を見せ、十分に笑わせると体調が良くなったという話もよく聞きます。
 このように笑顔には、とっても良い効果があります。

 しかし、私たちの日本では手で口を隠す女性が多いように、昔から歯を見せて笑うのは、はしたないと考え、口を隠そうとする文化があり、常に笑顔でいることに抵抗があるそうです。
 笑顔がステキな国といえば、私はアメリカをまっ先に思い浮かべます。そんなアメリカでは、子どもの頃から笑顔を褒めて人前でいい笑顔ができるように教えているそうです。

しかし、誰にでも笑顔を振りまく姿は心の根っこでは何を考えているのかわからない怖さは少しあります。
 あまり笑わない国として有名なロシアでは、本当に笑顔のない国なのかといえば違います。ロシアでは、「仕事の場で笑ってはならない」という習慣があり、サービス業の人も笑わないのが伝統のようで、ロシアに旅行した人たちから見れば愛想のない国に見えたのでしょうね。

 笑顔は大切です。しかし、心からの笑顔でなければ自分自身も周りの人にも良い効果は得られないと思います。私の笑顔に周りの人も笑顔になるくらいのとびきりの笑顔ができるように日々、笑顔を絶やさず過ごしていきたいと思います。
山本 拓也

 携帯小説

 現代人の必須アイテムとなっている携帯電話。今や携帯電話1台で、様々なことを楽しむことができます。
 その様々なことの一つに「携帯小説」といわれるものがあります。携帯小説とは、携帯電話で読める小説です。ただし小説を書く人は作家ではなく、一般人。

 携帯小説が出版業界に衝撃を与えるほどの売れ行きとのこと。それだけ携帯を使っている人が多いということも言えます。また、特に活字離れが叫ばれている10代から20代の若者に携帯小説が読まれているそうです。
 携帯小説は、携帯画面で見やすいように、1文1文が短い構成で書かれています。改行も当然多いです。

 なので、よりリアルな光景が書かれています。携帯小説の多くが恋愛モノです。そして、最後は死んでしまうという設定がほとんどです。
 携帯小説に関して辛口のコメントをされている方も中にはいます。小説といいながら、小説ではないとか、独台詞しかないとか、ストーリー性がないとか…。

 携帯は今では財布代わりにもなり、メールもインターネットもテレビもOKな時代です。
 小学生や中高生が携帯を持つのがあたりまえになってきている現代では、携帯小説が流行るのも当然のことなのかなと思います。
松岡 裕介

 スパイダーマン

 なにかされたわけではありませんが、8本足の蜘蛛が私は、嫌いです。ちなみに蜘蛛の巣もスキではありません。
ですが蜘蛛の巣は芸術なのです。
 ビルを建てるには沢山の人により車や道具や機械を操りながら建てていきますが、蜘蛛は木の枝と風と糸で作っていきます。 親から教えてもらうのではなく、本能的に自分の体の何十倍百何倍もの大きさの巣(罠)を作成するのです。

 映画のスパイダーマンのように手からすぐに円がでるわけではありません。命綱をおしりに付けながら、風を利用して大黒柱となる縦糸3本を先に作り、壁となる枠糸と放射線状の縦糸を増やしていきます。
 次に中央から外に向けて足場となる糸をゆるく丸く張っていきます。
 最後に足場の糸を食べながら蜘蛛の糸らしい粘りのある糸を中央から外に向けて丸く張っていきます。
 美しい丸網の完成です。

 蜘蛛の巣は、地球では重力のせいで下側に密度が多くなるそうですが、宇宙で作成すると、完璧な丸になるそうです。
 枝と枝との間の何もない空間を何度も往復し、縦糸と横糸を上手に組み合わせ、器用に丸い巣を作る蜘蛛は、まさに小さな芸術家だと思いませんか。
 私にとってなるべくなら、触りたくない存在の彼らは、実は驚くべき才能の持ち主だと言うことがわかり、生物の神秘的な一部を見た気がしました。これからは、嫌いだと一言でまとめてしまうのは止めておこうと思うようになりました。

大村 朋子

 脳が活性化!
 今回私がお薦めしたいのは、味噌汁のように朝食としてカレーを食べることです。
 「えっ?朝からカレーはなぁ」とおっしゃる方もいるでしょう。
 昼か夜に食べるイメージが強いですが最近は少し違います。
 カレーを食べると脳内の血流量が2〜4%増えて集中力や計算力が上がり、脳の働きが良くなります。
カレーのスパイスが脳や体を刺激して脳の活性化に役立っているからです。あのマリナーズのイチローもメジャーに移籍して7年間毎日朝と昼を兼ねてカレーを食べているのです。
 仕事や勉強の前にカレーを口にするのは理にかなっているのです。
 特に、午前中から頭をフル回転させる必要がある受験生にはぴったり。
 しかも、単なるまねだけではなく、朝カレーは能力アップにつながるとあれば、受験期を迎える中学生の間で朝カレーの人気が高まりつつあるのも理解できます。
 私も7月から朝カレーをはじめますが、朝からカレーを作るのは家事に負担が掛かるので、大量に作り置きをし、毎朝温めて食べようと思います。
藤居 宗一郎