vol.173

 世界一、難しい言語

 英語を学校で学んだ方は「英語が世界一難しい言語だ!」などと思ったことはないでしょうか。 スペイン語を習った人は「英語なんて簡単なもの。ほんとに難しいのはスペイン語」と言うかもしれません。
 このように世界一難しい言語なんて人によって違うのですが、今回は「外国人が習得するのが最も難しい言語」というものを、新聞の記事で目にしたので、そのことについて書きました。

 その定義で多くの人が異口同音にあげるのが「バスク語」という言語です。ヨーロッパには英語、フランス語、イタリア語など様々ありますが、これらは元をただせば原印欧語という言語にたどり着きます。つまり、ヨーロッパの各国語は同じ言語から派生した方言のようなものといえるのです。
 ただし、ハンガリー語、エストニア語、フィンランド語はアジア系の言語なので例外だそうです。
そうしたヨーロッパの言語のうち、全くルーツ不明で謎に包まれた言語が、バスク語といわれるもので、バスク語はピレネー山中のスペイン北部とフランス南西部のごく一部の人々にしか使われておらず、地球上のどの言語とも全くつながりがないため、体得が非常に難しいといわれています。「神は悪魔に対する罰としてバスク語を7年間学べと命じた」という、ことわざがスペインにあるほどです。
 この言葉、旧石器時代から使われているものも多くあるようで、このことから北半球が氷河に覆われる前に使われていた洞窟言語を起源とする説も、あります。
 日本語や英語に飽きてしまったという方は、バスク語にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
松岡 裕介
 


 シュッとひと吹き
 ダスキンでは、モップやマットをはじめ様々な商品を取り扱っていますが、便器周りの床や壁などに染み込んだ飛散尿から発生する不快臭のお困り事を解消し化粧室の衛生をサポートする新商品「トイレ消臭持続剤」がデビュー致しました。

 今までは、トイレのお困り事がある方には、芳香剤のご提案、尿石除去しかご提案出来ませんでしたが、今回の新商品は、ニオイの発生源に清掃後シュッとひと吹きすれば24時間ニオイを抑える事が出来ます。また、ほのかなミントの香りと消臭成分で、即効性の消臭効果を発揮する優れものです。
 例えば、
◆トイレの個室が狭く芳香剤ではニオイがこもりすぎて置けない。
◆和式で男女兼用のトイレで飛散尿のニオイが気になる。
◆トイレ全体が芳香剤のニオイになっているが、床からの尿のニオイが気に成っている。
などのお困り事には、「トイレ消臭持続剤」をお薦めします。


 価格は、トイレ消臭持続剤260ミリリットルが525円(税込)、霧タイプ・ミニスプレー、84円(税込)です。
ダスキン業務用の新商品ですが、家庭用でもお使い頂けますので、トイレ周りの事でお悩みの方は各担当者にお申し付け下さい。ニオイの発生源を特定し、実際にデモンストレーションを実施しますので、効果を実感して頂けます。きっと喜んで頂けると自信を持ってお薦めします。

藤居 宗一郎

 おじゃんって一体なに?
 現在のようなデジタル化時代は、データを蓄積するのも容易ですが失うのもまた簡単です。苦労して作り上げた原稿などがちょっとした手違いで「おじゃん」になることは珍しくないですよね。(実はこの原稿も手違いで一度おじゃんになりました)おじゃんとはご存知のとおり物事が一瞬でパーになることをいいます。

 おじゃんと聞いただけで「ああ、すべてパーだな」とイメージが伝わってくる不思議な言葉なのですが、冷静に考えると意味不明の言葉ですよね。
おじゃんの「お」は接頭語だとして残るは「じゃん」。
 実はこの「じゃん」は擬音語で鐘、それも半鐘の音のことです。
半鐘(はんしょう)といえば江戸時代の火事のときにじゃんじゃんと打ち鳴らす、
あれです。このじゃんじゃんという音から「おじゃん」は生まれたそうです。
 すべてを無に帰させてしまう火事、それを連想させるものとして半鐘の音が代表的だったのでしょう。火事になってなにもかも「おじゃん」になってしまわないよう気を付けたいものです。まぁ火事に比べればこの原稿のデータくらい・・・ブルルッ
山本 拓也

 黄身が二つある卵、黄身のない卵ができる理由
 めったにみかけることはないのですが、まれに黄身が二つ入っている卵、さらには黄身のない白身だけの卵ができることがあります。
 黄身の二つある卵は二黄卵と呼ばれ、卵を産み始めたばかりの排卵の周期の安定していない若い鶏から生まれることが多いそうです。
 大きさも重さも普通の卵よりかなり大きいので、出荷段階で除かれる場合が多いようです。
 ただし、その珍しさから縁起物として高く売られている場合もあります。
 さらに、白身のみの卵の場合ですが、卵は、本来先に黄身が作られて、後から白身、殻が回りに作られます。
 ところが、血の塊、組織の一部などが卵管の中に入り込むと、黄身と勘違いして卵にしてしまうことがあるのです。
 そうすると、白身だけの卵が出来上がるのです。
 もしどちらか見つけたら、とても珍しいので、つぶす前に写真を撮って友人や同僚にでもおもいっきり自慢してください。でも殻から写さないと証明できないので難しいですね〜。
大村 朋子