vol.190

 おっぱいへの飽くなき探究心
 おっぱいへの飽くなき探究心は、男子として健全な証拠。思春期ならずとも、気になる女性がどんなおっぱいの持ち主なのか、思わず妄想を巡らせてしまうこともあるでしょう。
 よくいわれる都市伝説のひとつに、「二の腕のやわらかさはおっぱいのやわらかさと一致する」というのがあります。
 どちらも筋肉の土台のうえに脂肪がのっている点は共通していますし、同じ人間の体組成である以上、この俗説に説得力を感じなくもない。もしこれが事実なら、半袖やノースリーブから覗く腕まわりを見て、いっそうリアルな想像をかきたてることも可能なわけです。まぁこれは完全なる都市伝説でしょう(笑)。
 おっぱいはおっぱいならではの特性によって独特の質感を得ているようで、筋肉のうえに脂肪と乳腺を含んだ“房”がぶら下がっているのがその構造。二の腕もまた、筋肉のうえに脂肪を蓄積しやすい部位なのは事実ですが、乳腺が張り巡らされていない点で大きく構造が異なります。
 触った際の感触についても、残念ながら両者は似て非なるものといわざるをえないようです。
ただし、脂肪が増えると乳腺の感触はわかりにくくなるため、極端に肥満した女性ほど二の腕と胸の感触が似てくる可能性はあるそうです。では、同じ脂肪でも、たとえばお尻や腕まわりなど部位によって硬さが違うように感じられるのはなぜでしょう?
 脂肪そのもののやわらかさが、部位によって大きく変わることはありませんから、感触の違いを生む要因は筋肉量の差のようです。 たとえばお尻は大殿筋という非常に大きな筋肉をまとっており、よほど大量の脂肪がのっていないかぎり、おっぱいのようにやわらかくなることはないのです。やはり、おっぱいのやわらかさは特有のもの。だからこそ、僕ら男子の関心を惹きつけてやまないのでしょう。
山本 拓也


 もしもし
 電話が掛かってきたら、普通は誰でも「もしもし」と言いますよね。その「もしもし」を聞けば、電話を掛けた相手は電話がつながったことを認識して話し始めるとういのが、日本の電話のやりとりの常識となっていますよね。
 ちなみに、英語では「ハロー」と言います。至って普通です。ただ、これは、最初に電話で「ハロー」と言った人がいたから、それが現在でも続いているのです。
 その一番最初に「ハロー」と電話で言った人は、電話を発明したグラハム・ベルです。しかし、当初は「ハロー」は一般的ではなかったようです。
 電話交換手が最初に採用されたのは、コネチカット州の電話局だったのですが、電話交換手たちは、電話局に電話を掛けてきた相手に「ハロー」ではなく「アッホイ」と呼びかけていました。この「アッホイ」は、船乗りたちの挨拶で、他船に呼びかけるときに使っていた言葉だそうです。日本では、電話が開通した初めは、現在の「もしもし」ではなくて「オイオイ」だったそうです。
 ずいぶん、いばった乱暴ないい方のようですが、なにしろ、当時電話を持っている人といえば、高級官吏とか実業家など、みんないわゆる偉いさんばかりだったわけですから、当然といえば当然なことです。
 ところで、この「オイオイ」に対しての受け手の応答は、なんと「ハイ、ヨウゴザンス」でした。この[オィオで」「ハイ、ヨウゴザンス」が、いつごろから「もしもし」に変わったかは、いまのところ明らかになってはいません。
松岡 祐介


 表情筋は大切!
 顔の表情を作り出すのに必要な筋肉は30種類以上もあります。表情筋は無表情に見える時でも表情が出ないように動くなど、一瞬も休むことなく働いていますが、日常生活では表情筋は30%程度しか使われておらず、使わない筋肉はとどんどん衰えしわやたるみ繋がります。そんな表情筋の主な種類をご紹介します。
<眼輪筋(がんりんきん)>眼の周りを囲んだ筋肉で、目を開けたり閉じたりする筋肉。筋肉が薄いため素早い動きができますが、衰えるとしわになりやすいという欠点もあります。
<頬筋(きょうきん)>上下のアゴの間接から口の両端に向かって伸びる筋肉で、口元を斜め上に持ち上げる、笑顔には欠かせない筋肉です。この筋肉が退化すると口元がたるみます。

<咬筋(こうきん)>咀嚼筋(そしゃくきん)とも呼ばれ、物を噛む時にアゴを閉じる筋肉です。噛む働きを強化することによって脳が活性化し、物忘れ防止になります。
<笑筋(しょうきん)>口角を外側に伸ばす筋肉で、エラから口元に伸びています。チャーミングなエクボをつくります。
<口角下制筋(こうかくかせいきん)>口角を下や斜め下に引く筋肉。この筋肉が退化すると、口角から下アゴにかけて縦ジワができます。

<口輪筋(こうりんきん)>口元を円状に囲んでいる筋肉で、口を閉じる、唇を突き出す筋肉です。口元の微妙な表情を演出します。これが弱ってくると老けた顔になってしまいます。
主な筋肉の御紹介でしたが、老若男女問わず表情筋を日常生活から意識し鍛え、しわやたるみなどを予防し、生き生きとした表情をGETしてみてはいかがでしょうか?
小口 祐里


 桜の香りの効能
 今年は寒い日が続きましたがやっと桜が咲く季節がやってきました。今年はお花見に行く予定を立てておられますか?今年はちょっといけない…なんて方もおられるかもしれません。でも桜は目で楽しむだけではないのです。嗅覚でも充分楽しめるのです!
 桜を使った桜茶や桜餅を思い出して下さい。生の桜の花や葉からはあの香りはしませんが、
「塩漬け」にされると糖が分離してクマリン成分が生成され、あの独特な甘い香りを放つ状態になります。
 その上品で優雅な香りにはアロマ効果もあるようで、バラ科の花のひとつとして、気分を高揚させ、不安や落ち込みを緩和して、明るく幸せな気持ちにさせてくれる効果があります。
 また桜の花の香りには解熱や咳止め作用があるらしく、古来から浄化する魔よけとして、親しまれてきました。
 加えてこの桜の香り成分クマリンには、血液をサラサラにして血行を促進する作用があるため、入浴剤などの商品に使用され、冷え性・腰痛・関節痛の改善に効果を発揮すると謳われています。
 この春ぜひあなたの生活の中にも桜の香りを取り入れて桜を嗅覚で楽しんでみて下さいね。
   
大村 朋子