vol.148


 花火の歴史

  私達が住んでいる滋賀県では琵琶湖のおかげで大津港や長浜、彦根など各所に夏の夜空に様々な色や形の花火が打ち上げられます。
 花火の始まりは戦国時代、通信の手段であった狼煙(のろし)を徳川家康が鑑賞用にと改良させたのが始まりとされています。その後、花火は庶民の間にも有名になりました。花火といえば「たまや〜かぎや〜」という掛け声がよく聞かれますが、実は江戸時代の「玉屋」と「鍵屋」に由来しているのです。


八重芯

はじめ「鍵屋」が民間花火業者として開業しました。
そして「玉屋」は「鍵屋」から分家して出来たものだそうです。
1733年に始まった『両国川開き納涼花火(現在の隅田川花火大会)』の大会は、上流を「玉屋」下流を「鍵屋」がそれぞれ担当し
二代花火師の競演となったようです。これを応援する為の掛け声が「たまや〜かぎや〜」なのです。
 現在の日本の花火の色は、緑色や黄色、赤色といった様々な色で織りなされていますが、江戸時代の花火の色は、赤橙色一色だったようです。

 しかし、明治維新の時代になると、外国から様々な発色剤が輸入されて、民間花火業者である鍵屋等が花火に鮮やかな色を加えるのに成功し、明治時代の人々を大いに喜ばせたそうです。
 大正時代に入ると、日本の花火製作はさらに活発になりました。鮮やかな色を重ねるだけでなく、見せ方にも工夫を凝らすようになりました。普通の円形の花火に、芯を入れた「八重芯」が登場しました。美の極致ということから八重の名が付けられたそうです。 さらに「芯物」だけではなく「小割物」と呼ばれる、花火の中にさらに玉がある形の花火も考案されました。


ヤシの木


小割物

 また、昭和40年ごろには、チタン合金を使って、大きな抜き星を作り、それを八方に飛ばすと、ヤシの木のように見える花火が製作され昭和の夜空を彩りました。
 そして現代、芯が四重になる「四重芯」が完成し、注目を集めています。残念ながら私の文章力ではその美しさをお伝えすることが出来ませんが各地の有名な競技大会で見ることが出来きるので足を運んで頂けたらと思います。
 現在、日本の花火は世界一華麗で美しいといわれています。その裏側には、日夜努力を続けてきた花火師さんの思いがあったからではないでしょうか。そんな日本の花火師さんに敬意を表しながら鑑賞する花火はまた違った感動を私達に与えてくれるのではないでしょうか。

 現地に足を運んで夜空を見上げるのもよし、混んでるから…と二の足を踏んでおられる方も、遠くから聞こえる『どー…ん』という花火の音に感慨を感じられるのもよし。
 私は、今も昔も花火の美しさに魅了されてきた日本人の感動を心に刻み込みに花火打ち上げスポットへ足を運ぼうとおもいます。
大村 朋子

 韓国旅行

 長かった梅雨もあけ、今年もようやく夏がやってきました。
 みなさんは夏休みの予定はたてられましたか?
 先日、TVで韓国での旅番組で、画面から映し出される景色や料理の味のコメントを聞いているうちに、今度海外旅行をするのであれば韓国に行きたいと思うようになりました。

 そこで、今回は韓国旅行について書きました。韓国旅行で、近年日本人旅行者に人気なのが“ロケ地巡り”と“韓国食文化巡り”。ロケ地巡りとは、韓国ドラマのロケ地を巡るというものです。中でも注目すべきは、“大長今(チャングム)テーマパーク”。これは、ドラマ「チャングムの誓い」の人気を受けて設立された韓国初の「ドラマテーマパーク」です。ここでは、旅行者のために撮影に使われたセットや衣装などの展示も行なわれています。
 また、代表的ロケ地である華城行宮や昌徳宮は世界遺産でもあり、以前から韓国旅行の観光スポットとして、旅行者に人気の高かったところでもあります。
 一方の韓国食文化巡りで、ぜひ経験したいのが漢方や根野菜などを使用した十数種類の料理がならぶ“宮廷料理”。これは韓国伝統料理の最高峰といわれるもので、上品な味付けと繊細な技が生かされた極上の料理です。 宮廷料理は、贅沢なだけではなく、食べる人の健康を考えたものであるといわれています。 もちろん手軽に楽しめる、キムチや焼き肉、ビビンバをはじめとする韓国大衆料理や、有名な“屋台グルメ”も、旅行中十分に堪能してみたいものです。
松岡 裕介

 新型インフルエンザに備えて

 最近は騒ぎが落ち着いていますが、インフルエンザが秋から冬にかけて大流行するであろうと言われています。そこで今回は衛生的に重要な言葉の使い方について紹介します。
●除菌…石鹸などで洗い流したりして物理的に微生物を排除することです。必ずしも微生物を殺すとは限りません。
●殺菌…文字どおり微生物を薬品など用いて死滅させることです。
●消毒…有害な微生物のみを殺菌することです。

 「殺菌」「消毒」という用語の使用を認められているのは、
消毒剤などの「医薬品」と薬用石鹸などの「医薬部外品」だけです。
 台所洗剤などに、「除菌」という表現がありますが、実は「殺菌」「消毒」などの効果があっても薬事法の規定があるために「殺菌」「消毒」の用語が使えません。「殺菌」「消毒」の効果のある洗剤もありますが、
「除菌」という表現しかできないのです。

 ちなみに「抗菌」は、微生物の増殖を抑えるものです。過剰な期待は控えたほうが無難です。
 今後の衛生的な商品を購入される時の参考にでもして頂ければと思います。

藤居 宗一郎

 大事なのはタイミング
 生きていくうえでかかせない物といえば水です、成人では1日に2.5gから3.5gの水分補給が理想とされていますが、なかなか決められた量を毎日飲むのは難しいと思います。
 そこで、大量に摂取せずに飲むタイミングを合わす事でも十分に細胞の働きをより活発にさせることが出来るそうです。
また血液のめぐりも良くしその結果、細胞が本来の活動をして身体の新陳代謝が高くなり、基礎代謝のアップにつながることで、ダイエットの効果もあると言われています。
 ではどのタイミングで水を飲むといいのでしょうか?
 【その1】 水は、のどが渇く前に補給しましょう。
 →のどが渇くということは、身体からのSOS信号です
 【その2】 就寝前と目覚めて朝一番にコップ一杯の水を補給しましょう。
 →ダイエットに大敵な便秘解消につながります。
 このタイミングで水分を補給していくと、水分不足で粘りけが強くなっている血液がサラサラになった事例もあるようなので、体内改善をしてリフレッシュでイキイキとした毎日を送ってみてはいかがですか。
山本 拓也