vol.149


 形がおかしくてもいける!

 昨年白菜・キャベツができすぎて、それらの値崩れが起きるのを防ぐため、出来すぎた野菜を生産者が廃棄したり畑に埋めたりしていたニュースがありました。
一方、今年は地球温暖化の現象で豪雨などの災害や日照不足などのため農作物が育たず不作になり、野菜の値段が高騰しています。実際じゃがいもの値段が、昨年の2倍程の値段です。


 この野菜高騰を受けて「規格外野菜」が大好評になっているという話を聞きました。「規格外野菜」とは形の悪さやキズがあるため売り物にならないと烙印を押されてしまったものです。多くは捨てられ、あるものは加工品に回されてきましたが、いま農協の直売所やサービスエリアで大人気!あっという間に売り切れてしまうそうです。
 でもこれは当然のことです。味も香りも同じ野菜なのに、傷や大きさ形が不揃いなだけで商品として取り扱われず販売されず処分されるのはすごくもったいないからです。

 規格野菜が不作で値段が高騰したから、今まで捨てていた「規格外野菜」に頼るのは都合が良すぎるような気もしますが、いままで捨てられていた野菜を食べて無駄を減らすという意味でいい方向にむかっている様に感じます。
 なぜ、今まで「規格外野菜」が売られてこなかったのでしょうか?それは皆さんがスーパーで買うようになったからです。昔ながらの八百屋さんは規格外を置いて売った場合にお客さんが「この玉ネギ小さいから負けてよ」「このキュウリ曲がっているから負けてよ」といわれる事情を汲んで説明をつけて安く売ったりしていたものです。

しかし、スーパーの場合は売り場に“売り手”がいません。
また、昔は地産地消していたのに、最近は季節に関係なく遠方から運ばれてきます。そんなとき規格外だと箱に詰める時場所を取るという理由もあるそうです。
 そんな「規格外野菜」の中には、虫に食われた跡のあるキャベツや、くの字に曲がったキュウリ、傷やヒビが入った人参もあるかもしれません。しかし、調理すれば形の整った野菜と何ら変わりなくおいしくいただけます。このまま消費者が「規格外野菜」の購入に抵抗が無くなっていけば、もしかしたら近い将来「規格外野菜」という言葉も死語になってゆくかもしれませんね。
藤居 宗一郎

 備えあれば憂いなし

 毎年この季節になると台風上陸のニュースが聞こえてきます。
 過去に滋賀県は台風によって甚大な被害を受けたことはあまりありませんが、対岸の火事と決めつけず台風被害を拡大させないため私達は台風への備えをしなければなりません。
 例えば停電に備えて、”懐中電灯”と”携帯ラジオ”と”携帯電話の充電機”が一体になった手回し充電型のアイデアグッズを購入するとか、断水に備えて飲料水を確保するなど今から準備出来ることはたくさんあります。

 過去災害を受けた方達の声が形になった組み立て式『簡易トイレ』や折りたたみができて持ち運びに便利な『携帯式水タンク』。

 『タタメット』というたたんで収納しておけるヘルメットや、固形石けんほどの大きさにまで圧縮された白色の『肌着4点セット』など安全・衛生面グッズの購入を検討されるのはいかがでしょうか。
 そして火も水も使わずに牛丼やエビピラフなどバラエティに富んだ温かい食事がたべれる『備蓄食料』もあります。 
このように最近の災害グッズは研究されていて、よりおいしく、場所を取らないようになっています。

 しかしいくら物を揃えていても、いざというとき助け合えるのはご近所さんや家族・友人です。
なので日頃から顔を覚えてもらえるように、ご近所付き合いを大切にしつつ災害に対する備えと知識を身につけ、被害を最小限に食い止められるようにしましょう。
大村 朋子

 犬の名前

 犬を飼い始めて一番最初にすることは何でしょう?もちろんしつけも大事ですが、もっと大事な事がありますよね。そう、名前をつけてあげなくてはなりません。
 私も先日、友人に犬の名前を考えて欲しいといわれ、友人と一緒に悩んでいました。
 顔を見て直感で決める人もあれば、何種類か候補をあげて呼んで振り向いたものになんて方法の人もあるでしょう。もしかしたら、愛する人の名前だったりするのかもしれませんね。

 またある知人は、どうしても前に飼っていた犬の名前を呼んでしまうからと2匹目も3匹目もずっと初代の名前をつけていました。まるで、落語家や歌舞伎役者の襲名みたいですよね(笑)。
 ある動物保険会社の昨年の「犬の名前ランキング」によると、
「1位チョコ」「2位モモ」「3位マロン」だったそうです。呼びやすいというのがその理由のようですが、全て食べ物というところが面白いですよね。
 でも、みんながつけている名前ではなくて個性的な名前をつけたい方もいらっしゃるでしょう。
 インターネットで検索してみると、「犬の名前大調査」というサイトをみることができます。多種多様な名前が紹介されているので、ここから選ぶのも楽しいです。
 私はまだ犬を飼ったことがないのですが、飼った時の為にこれらを活用し、良い名前を見つけておこうと思います。
松岡 裕介

 夜の読書の必需品
 スポーツの秋、芸術の秋……
秋はいろいろなことに打込むのに丁度良いシーズンです。
 そんな秋の夜は、やっぱり読書という人も多いのでは?
 秋の夜長には日中なかなか本を読む時間がないという人も、ゆっくり落ち着いて本を読むチャンス!
 ずっと読めずに積みっぱなしになっている本、あるいは途中まで読んで中断してしまっている本などがあったら、新たな気持ちでページを開いてみるのもいいかもしれません。

 夜の読書で気をつけたいのが照明です。間接照明などの薄暗い光のなかで本を読んだりするのは絶対にNG。
“暗いところで本を読むと目が悪くなる”と言う通り、じゅうぶんの明るさがないところで本を読むと字が読みにくく、目に負担をかけることに。
 目の疲労も進むので、もともと部屋の照明が暗めという場合はスタンドなどでしっかりと明るさを確保したところで読書することをオススメします。
山本 拓也