vol.154


大切なのは早めの対策!

 可愛い蕾を見つけると、春の訪れが近いのを教えてくれます。
しかし中には憂鬱になられる方もいるのではないでしょうか?

春の足音は、花粉症の季節の到来を意味するからです。
しかし最近は辛くて苦しい花粉症をラクして乗り切る方法「花粉症の初期療法」があるのをみなさん知っておられましたか?

 毎年、花粉症に悩まされている方は必見です。

 まず花粉症治療には、
◆強い症状が出る前から治療をはじめる「初期療法」
◆症状が強くなってからの「導入療法」
◆よくなった症状を維持する「維持療法」の三つがあります。
 「初期療法」をするには、お医者さんに昨年の症状を伝えます。例えば鼻水、くしゃみや鼻づまり等の症状がでたことや、その症状の出始めた時期、鼻が詰まって眠りが浅いなどの睡眠障害など日常生活への支障、その他にも目がかゆくて涙がでるなどの合併症の有無を相談しておきましょう。
 そして今自分の住んでいる地域の「花粉飛散開始予測図」等をチェックしましょう。その花粉が飛び始める2〜3週間前には受診をおすすめします。
 そうすればお医者さんが自分にあったお薬を処方してくれると思います。「初期療法」により症状が出る時期を遅らせ、花粉シーズン中のつらい症状を軽くし、
また、症状の終了を早めることができます。
 「初期療法」に使用されるお薬は、例年の症状(くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目の症状など)の程度などによって替わります。また、お薬の中には眠気などの副作用のあるものもあるので仕事や日常生活に支障のないお薬を選ぶことも大切なことです。
 しかしお薬が効いてきたおかげで、症状が軽くなったから花粉シーズン途中でお薬を止めてしまう人がいるようですが、それは良くないようです。症状がひどくなることがあるので、花粉シーズン中は服用し続けることがとても大切です。
 花粉症に悩んでおられる皆さん!毎年のことだからとあきらめずに「初期療法」を理解して花粉シーズンをのりきる対策をたてましょう。
きっと春が待ち遠しくなるはずですよ。

大村 朋子


お箸の使い方

 この間豆知識の番組で、日本のお箸は先が細くなっている理由について放映していました。魚の骨をとりやすくし、食べ物をつかみやすくする為だとか。

 生まれて2ヶ月の子供がいますが、将来「お箸の使い方をうまく教えられるかなぁ」と心配しています。
 よく、食べ方にその人の育ちや品格が出ると言いますが、お箸の使い方で判断される場面が多いようです。そこで今回はお箸の使い方やマナーについて調べてみました。
 私は幼い頃、お箸の特訓をした記憶があります。皆様にもそんな記憶をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
 四月に子供が入園、入学される方もいらっしゃると思いますが、きちんとしたお箸使いを身につけ新生活に送りだしてあげたいとお考えでしょう。
 しかし、自分はお箸を使えても、いざ子供に教えるとなるとどう説明したらいいのか悩みます。私自身お箸の使い方、マナーが良いとはいえないので私がちゃんとしたお手本を示さなければいけないのです。
 また、お箸には、行儀の悪い使い方がいくつか有ります。ねぶり箸、まよい箸、寄せ箸、さし箸、立て箸、ちがい箸、たたき箸等です。気づかないうちにやってしまっている事もあるでしょう。
しかし、これからは子供に教える立場なので正しく伝えるよう心がけていき、品格ある大人に成長していきたいと考えています。    
藤居 宗一郎

節 分
 2月3日は「節分(せつぶん)」です。節分には豆をまきますが、
これは中国の習俗が伝わったものとされています。
 豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。
昔、京都の鞍馬に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけたところ、鬼を退治できたという話が残っており、
「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」というのが語源です。
 豆まきは一般的に、一家の主人あるいは「年男」(その年の干支生まれの人)が豆をまくものとされていますが、家庭によっては家族全員で、というところも多いようです。
 家族は自分の数え年の数だけ豆を食べると病気にならず健康でいられると言われています。
 ただ、豆まきに使う豆は炒った豆でなくてはなりません。なぜなら、生の豆を使うと拾い忘れた豆から芽(魔の芽)が出てしまうと縁起が悪いからです。
「炒る」は「射る」にも通じ、また、鬼や大豆は陰陽五行説
(「木」「火」「土」「金」「水」の五行)の「金」にあたり、この「金」の作用を滅するといわれる「火」で大豆を炒ることで、鬼を封じ込めるという意味があります。
 そして最後は、豆を人間が食べてしまうことにより、鬼を退治した、とされます。
 豆まきなんて最近やってない、という方も童心にかえって豆まきを楽しんでみてはいかがですか?
山本 卓也

義理チョコ
 今月はいよいよバレンタインデー。男性にとっては一年の中でも、特別にドキドキしたり意識してしまう日でもあります。
 しかし、義理チョコをもらうということについては、賛否両論あるようです。
 バレンタインデーの翌月には「ホワイトデー」なるものがあるわけですが、これは「バレンタインデーのお返し」的要素が非常に強いイベント。
 単に男性が好きな女性にプレゼントするというだけの日ではないようで、「義理チョコのお返しに悩む男性像」がクローズアップされる日でもあります。 
たしかにホワイトデーのことを考えると、男性としては、安易に義理チョコをもらえないですね。中には「ホワイトデーは3倍返し」といった考えの女性もいますから、そういう相手に対しては、男性は毅然とした態度を取る必要もあるかもしれません。
 義理チョコのお返しについては、義理チョコであるという事実に見合ったもの(つまり安いもの)をホワイトデーにお返しするという意見が多いようですが、
中には「義理チョコにはお返ししない」「好きな女性にだけお返しする」という人も。
 義理チョコをもらって困っている男性は、この辺の対応を参考にしてみてください。断っておきますが決して義理チョコももらえない男のひがみではありませんよ。

松岡 裕介