vol.164


おそうじ七つの基本
 とうとう大掃除の時期が到来してしまいました。木枯らしが吹くなか、大掃除は考えただけでも憂鬱なものになってしまいます。
そこで、2度手間3度手間を省くためにも掃除の基本をお伝えしたいと思います。
【整理整頓】
 小物類が多いとちょっとした拭き掃除でも面倒になってしまいます。片付けているだけで1日が終わってしまうなんてことはご経験がおありなのではないでしょうか?そんな時間の無駄を省くためにも、あらかじめ整理し片づけることが効率的なおそうじの第一歩ではないでしょうか。

【上から下へ、奥から手前へ】
 ホコリなどの汚れは上から下へ落ちてくるので、高い所から低い所におそうじします。せっかくおそうじした所を汚さないために、おそうじは前進ではなく後進しながら…が基本です
【ホコリはホコリのうちにおそうじ】
 ヨゴレは時間の経過とともにガンコになっていきます。汚れ進行は、付着→吸着→粘着→染着の四段階。初めハタキではらえる程度のフワフワだったホコリが、いつのまにかタワシでこすらないと落ちないヨゴレに変わり、ついにはシミにまで進んでしまいます。当たり前なのですが、まめなお掃除がいちばん効果的なお掃除なのです
【乾いた状態でホコリを取ってから洗剤を使う】
 いきなり洗剤を使うのではなく、掃除機などでホコリを取ってから洗剤を使います。そうしないと洗剤のもつ効果がホコリで弱められてしまいます。
【洗剤は下から上へ】
 上からかけると、洗剤が下へ流れていき、液ダレの跡が残って、そこだけ目をむく場合があります。注意しましょう
【洗剤はまず、スポンジなどにスプレー】
 ヨゴレや素材に直接洗剤をかける前にスポンジやタオルにしみ込ませて様子をみながら進めると素材を傷めにくいです。

【おそうじキットを作っておく】
 おそうじ中に道具や洗剤などを探したりするのは、時間のロスでやる気も低下します。おそうじの箇所別に必要な道具と洗剤をまとめておくと便利。気づいたときにいつでもおそうじでき、非常に効率的です。
常識だよ〜とおっしゃられるかも知れませんが、
これを実践するだけでも、効率よく掃除ができそうです。ですが、年末になって慌てないためにも普段からの掃除はやはり手を抜かないことが一番のラクな方法かもしれませんね。
 これらそうじで使用する洗剤等を来月はお客様大感謝祭年始セールとして全品1割引(レンタル商品除く)させていただいております。お客様の年始大掃除のお役に立てれば光栄と思います。


座っている時間

 皆さんは1日何時間いすに座っていますか?ところで、座り続ける行為って、果たして体に影響はないのでしょうか?仕事で座り続けているサラリーマンの方などは気になりますよね。
 実はアメリカの研究チームが座っている時間と寿命との因果関係について調べあげていました。1993年から2006年にかけて、約12万人からアンケートをとった結果、面白い統計結果が表れました。

 それは、1日6時間座っている人は1日3時間座っている人よりも死亡するリスクが高かったのです。
その死亡リスク率は、女性が37%増、男性が17%増、つまり、座っている時間が長いほど、体に良くないことが伺えるデータとなっています。
 ただし、運動をすればこのリスクが軽減することもわかっています。この研究チームの責任者は、
「足の筋肉を動かさないと心のバランスが崩れるだけではなく、コレステロールの数値にも影響を及ぼし、さらにホルモンのバランスが崩れてしまうのだ!」と忠告しています。
 座っている時間が長い人は、散歩などをして足に適度な刺激を与えることをおすすめします。
松岡 裕介

覚えるコツ
 学生時代、単語や文章をノートにせっせと書いて覚えた記憶、ありませんか?目で追うだけでなく、
書くと覚えやすいという話はよく聞きますが、これは本当なのでしょうか?
 ある意味では本当です。書いて覚えたことは、試験のように書くことを求められるシーンでは、その記憶を呼び戻しやすいということだそうです。
 そういえば、文字を思い出すとき、利き手のひとさし指で宙に文字を書いて思い出そうとすることってありますよね。それは“空書”という行動で、漢字の文化を持つ人だけに見られます。書いて覚えた漢字の記憶は、書くという運動を絡めた記憶になっているようです。
 ではこの概念を、プレゼンなどの仕事でも生かすことは可能なのでしょうか。たとえば、本物の会議室で、当日の状況や自分のテンションを思い浮かべてしゃべりながら資料を暗記すれば、本番でもスラスラ話せる可能性はあります。

 でも、プレゼンで人の心を動かすのはむしろ熱意だったりしますから、背景にあるモチベーションを伝えることが大事だと思います。その上で熱血感も表現できれば…いやいや表現のセンスは覚えるというよりも経験のような気がしますけど、とはいえ内容を記憶していた方が気持ちを込めやすいかもしれませんね。

大村 朋子

ショートケーキはなぜショート?

 日本ではスポンジケーキにホイップクリームをぬり、イチゴなどをのせたものをいいます。アメリカのショートケーキ(shortcake)は、さくさくした食感のケーキをいいます。しかし日本ではショートケーキという単語は間違った使い方をされたまま広まってしまいました。

 明治43年、ペコちゃんで有名な不二家の創設者である藤井林右衛門は「アメリカではどんな洋菓子が作られているのだろうか?」と疑問を抱き、アメリカへ向かいました。
 調査の結果、アメリカではビスケット生地の上に生クリームと苺をのせたshort cakeが人気だったのです。
「short」という単語の意味を辞書で調べてみると、「短い」の他にshort:(菓子などが)カリカリ・サクサクする、とありました。しかし、藤井さんはサクサクしたビスケット生地ではなく、日本人の好みに合わせたスポンジケーキを使って販売したのです。
 こうしてアメリカで作られた本来のショートケーキとは違うものになりましたが、結果的に今もみんなに愛されるケーキになったのでした。
山本 拓也

ちょっとビックリ!
 つい先日、福井県福井市へ行って来ました。積雪地帯の信号機は、雪が積もりにくい縦型ばかりと思っていたのですが、しばらく車を走らせると、横型の信号機をちらほらと見かけビックリしました。

 横型の信号機は昨今導入が進むLEDタイプの信号機であり、積雪の問題は信号機のつばを短くする事で解消されています。 そもそもLED化は、電気代が安価であること、電球と比べて寿命が7〜10倍であることなど環境への負荷を削減でき、ここ近年で急速に進んでいます。環境問題が重視されている世の中ですから、
LED化が進んで縦型が姿を消すかもしれませんね。
       

藤居 宗一郎