最近めっきりと寒くなり、お鍋を囲む回数も増えてきたのではないでしょうか?
今回は、鍋シーズンに向け鍋料理の味を左右する鍋奉行の心得をご紹介いたします。
■一つ 鍋奉行たるもの手元に注意!
鍋奉行たる者、皆で食べる物だからこそ手や箸の清潔さを保ち、
鍋のふたは熱くなっているので、やけどには十分注意!。
■二つ 具材を入れる順番を知る!
鍋奉行たる者、具材を入れる順番を知らないなど言語道断!
魚や鶏肉などダシの出るものから、野菜など火が通りにくいもの、
豆腐など崩れやすいもの、 固くなりやすい牛肉のなどの順番で入れる、
最低限それ位分かっていなければならない! |
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■三つ ベストポジションを確保し黒子へ徹する!
鍋奉行は宴会を見守る黒子・裏方となり、終始その場にいる皆が楽しめるよう努める。
皆を見渡し、火加減や具材を調節して入れる。
そして、自分の扱い易い場所にさりげなく具材をキープすることも大事!
■四つ 鍋奉行たるもの、気遣いができて当り前!
鍋奉行は時として、仕切り屋などと疎まれがちになることがあるが、それではいけない、
盛り付けるときは相手の好き嫌いを聞き、余計なウンチクを語らず
ひたすら火加減を調整することができる、ただの仕切り屋ではない、気遣い屋でなければならない!
■五つ 鍋奉行たるもの宴会の一番手ではなく二番手の人間であれ!
一番手の人間とは話題の中心にいて、鍋奉行仕事より話に集中し場を盛り上げる人、
かといって鍋奉行が話題をリードできないと人ということではなく、皆と話せ、
信頼して鍋を任せてもらえ、鍋の知識、経験、そして話題の豊富な人が、二番手、良き鍋奉行になる。
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以上が「鍋奉行になるための五つの心得」です。
私の思っていた鍋奉行とは違い、気遣い、場の雰囲を気読めるなど、料理以外にもおもてなしの心が無いとダメなようです。
そしてお鍋には、鍋奉行の他にも役割があります。アク取り専門の、
アク(悪)代官。食べるだけが専門の男子、女子を、待ち(町)奉行、
待ち(町)娘と言います。
私はもっぱら待ち娘になってしまいますが、皆様は今年の鍋シーズン、
鍋奉行デビューをして鍋を楽しんで見てはいかがでしょうか?
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